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2004.04.06

落とし物

先日、落とし物を拾った。
職場の花見に行くため、自転車で駅に向かっている時だった。
交差点で信号が変わるのを待っていると、横切った車からぼとん、とポーチらしき物が落ちてきた。
横断歩道の真ん中に落ちたので、こりゃ他の車に引かれるのは必至だな、と思って拾い上げた。
窓から落ちたと思ったので、運転手もすぐに気づくだろう、と思ったのだが、気づく様子もなくそのまま走っていってしまった。
このご時世、もしや、爆弾では?それとも、盗品を捨てたのか?
なんて疑いもあったので、車のナンバーだけはとっさに記憶しておいた。

幸い、駅前には交番があったので、そこに落とし物として届けた。
電車の発車まであんまり時間もなかったので、じゃ、これで、と渡して退散するつもりだったのだが、そういう手順ではいけないらしい。
まず、ポーチの中身を開けて、中身を一緒に確認しなくちゃいけないらしい。
なるほど。爆弾渡されて逃げられたらたまったもんじゃないもんな。
開けてみると、財布やらクレジットカードやらいっぱいでてきた。
免許証もあったので、すぐに所有者に連絡が取れそうだった。
お金を数えて、封筒に入れて、住所と名前まで書かされて、ああめんどくさい。

警察の人に「謝礼を受け取る権利がありますけど」と言われたが「そんなのいりません」とゆうと、「それでは、ここに権利を放棄します、というところに丸をつけてください」と言われた。
謝礼は5〜20%請求する権利があるそうなのだが、受け取りに来いとか言われるのも面倒だし、逆に来られるのも迷惑だ。そもそも、本当にお礼がしたいというなら、自分から申し入れてくるでしょうよ。

その後、なんとか電車の出発には間に合って、花見の会場に着いた頃、落とし主から電話があった。

落とし主「大変ありがとうございました。お金には換えられない物も入っていて、とても助かりました。ぜひお礼をさせて頂きたいのですが…」
自分「いえ、そういうつもりでもないんで。大切な物は落とさないように気を付けてくださいね。」
落とし主「そうですか。では、お言葉に甘えさせて頂きます。ありがとうございました。」

1億円の鞄を拾ったとかいうなら、確実に請求するけどね。
プライスレスなものには請求はできんよ。


ところで、その2日後、警察から「物件返還通知書」なるものが届いた。

「あなたは、遺失物法により、下記の方に、物件の価格の5%から20%までの報労金の支払いを請求することができますので、連絡を取ってください。」

権利放棄する、って書いた意味ないんでは?

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Comments

いろいろややこしいんですね。違う意味で落し物拾うの躊躇しそう…。

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