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2006.02.05

VMware Player で Windows 2000 を動かす

無料ソフトウェア「VMware Player」では、Virtual Machine (VM) を作成することができないのだけれど、設定ファイルとディスクファイルを用意してあげれば、動かすことができる。
on CDで動くOS(Knoopixなど)なら、設定ファイルとCDイメージだけでも動いてしまうけど。

手持ちのVMware Workstation 3.2がAthlon 64には非対応っぽいので、VMware Playerで動かしてやることにした。
なお、3.2で作ったVMファイルは使えないし、アップグレードパスもない。もっとも、VMでは重要な作業はしてなかったからいらないけど。

さて、いろんなサイトを見て回って、実際に動くようにしたところまでを書き残しておく。

1. 「VMware Player」を入手する。
VMwareのサイトで簡単に手に入る。

2. 「QEMU on Windows」を入手する。
これもQEMUをGoogleで探せばすぐに手に入った。

3. ディスクファイルを作成する。
QEMUのツールのひとつ「qemu-img」を使って、VMware形式(VMDK)のものを作成する。
ここで作るディスクイメージは仮想ディスクの最大容量を指定するのだけれど、FAT32の外付けHDDにバックアップすることも考えて、4GBまでにしておく。

qemu-img create -f vmdk image.vmdk 4G

「4G」は「4GB」の意味。「4096M」でもたぶん一緒。

4. 設定ファイルを作成する。
設定ファイル(VMXファイル)は、実はテキストファイル。メモ帳があれば作成できてしまう。
インターネットで見つけた設定ファイルをもとに、修正などを加えたのが以下のとおり。


config.version = "8"
virtualHW.version = "4"
memsize = "256"

displayName = "Windows 2000 Professional"
guestOS = "win2000pro"
nvram = "win2k.nvram"
checkpoint.vmState = ""

scsi0:0.present = "FALSE"
scsi0:0.redo = ""

ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "image.vmdk"
ide0:0.redo = ""

ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.autodetect = "TRUE"

# for Physical Drive
#ide1:0.fileName = "auto detect"
#ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"

# for Virtual Drive
#ide1:0.fileName = "I:"
#ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"

# for Install CD image
ide1:0.fileName = "w2k-install.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

# for VMware Tools
#ide1:0.fileName = "windows.iso"
#ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

floppy0.present = "FALSE"

ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
ethernet0.addressType = "generated"
ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:d7:59:00"
ethernet0.generatedAddressOffset = "0"

sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"

#usb.present = "TRUE"
usb.present = "FALSE"
uuid.location = "56 4d c3 26 2d 94 b4 23-78 41 62 fa b4 d7 59 00"
uuid.bios = "56 4d c3 26 2d 94 b4 23-78 41 62 fa b4 d7 59 00"
usb.autoConnect.device0 = ""
usb.autoConnect.device1 = ""


#で始まる行はコメント。
「(device).present」 はそのデバイスが使えるようにしてあるかどうか、ということらしい。
この設定では、USBは使わないようにしている。

CD-ROMの設定は、まずはWindows 2000のインストールなので、インストールCDのイメージを作っておいて、設定ファイルと同じディレクトリにおいておいた。
filenameにドライブパスを入れておくと、特定のドライブをマウントすることができるようになる。

なお、VMware Workstationだと、動作中にもCD-ROMの対象となるイメージを入れ替えることができたのだけれど、どうもできない様子。VMware Playerはできない様子。
なので、インストールには不便。
「DAEMON Tools」と組み合わせると、ISOイメージを簡単に交換できるので、便利。

5. 起動〜インストール
ここまできたら、VMware Playerを起動する。
作成したVMXファイルをダブルクリックすれば勝手に起動してくれる。
初回なので、HDDがフォーマットされていなければ、CD-ROMにブートが行ってくれるはず。
BIOSをいじりたいときには、F2キーを連打するのだけれど、カーソルがちゃんとVMware Playerに取り込まれていないと、キーを受け付けてくれない。
起動して直後は、フォーカスが中にいっていないので、すぐにウィンドウ内をクリックして、F2を押すという、結構タイミングがシビアなことをやらなくちゃならなかった。なかなか慣れないもの。

ともかく、CD-ROMブートができれば、あとは普通のインストールと変わらず。
まあ、ちょっと遅いけど。

6. VMware Toolsのインストール
VMware Workstationには、VMware用Windows SVGAドライバやマウスドライバが付属している。
これをインストールしないと、画面は16色しか出ない。
VMware Workstationのうち、Linux用TAR BALL(*.tar.gzファイル)を入手するのが吉。
これなら、インストールすることなく、中から「windows.iso」という、ドライバインストールディスクのイメージを取り出すことができる。
このイメージを取得したら、CDに焼くか、DAEMON Toolsを使ってマウントさせるか、VMXファイルのISOイメージを書き換えるかして、VM上のWindows 2000にインストールする。
なお、VMXの書き換えが有効になるのは、VMがシャットダウンしている時〜起動時なので、起動中に一時停止をかけて、VMXを書き換えて、再起動、というのでは反映されない。

7. 運用
VMware Toolsがインストールされたら、基本は完成。
あとは、Microsoft Updateをかけたり、いろいろと作業をして、普通に使えばいい。

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